第一席~第五席のたった五人で構成されるグリフォニクスの最高権力。
グリフォ二クス内部で最も権力を持つ五人を集めているため必然とそうなる。
集会の目的は様々だが、定例会議では情報共有や住民の意見への意思決定を行うか、持ち寄られた議題について話し合う。
大きな問題が起こればそれに際して緊急招集がかかることもあるがそれは非常時であり稀のこと。
議席は内部でよく変動をし、中には失墜してしまい他の者に席を奪われるような者もいる中、第一席は500年変わらない。
また、議会の席は五つではなく六つあり、残り一つの席は常に空席である。
グリフォニクス内で最も巨大で最も武力を持っている治安維持組織。
その名の通り、軍隊であるがグリフォニクスが国ではない以上、議席の席のうち一つは常にグリフォニクス軍のものとされ、そこにグリフォニクス軍の総本部長が座る。それにより、責任ある武力を行使し治安維持活動を行っている。
上層と中層で本部が分かれており、表立ってはいないが軋轢がある。
上層第一師団
・最も鍛えられあげた精鋭で構成されている最高戦力。兵器を多く保有することはもちろん、個々の兵装が上質なことから貴族師団と言われることも。
上層第二師団
・情報管理局には劣る部分もあるが、優秀な諜報兵を持つ師団。情報管理局にも劣らない技術としては防諜技術だろう。その技能はかのベアトリクス情報管理局長すら面倒と語るほど。
上層第三師団
・所属団員数が他よりも多く、数をもって制する戦術を基本とする。自分たちはもちろん、その状況に応じて一般市民すらも新兵レベルには戦わせることができるその集団戦術は他にない特徴と言えよう。
上層第四師団
・基本的な戦闘力は低いが、医療兵に富んでいる師団であり、戦場に赤十字が掲げられれば基本的にこの師団がいる証拠。議会組織ではないが、大きな力を持つ病院会とのつながりも深く、医療技術においては他議会組織を含めたうえでトップクラスと言えるだろう。
中層第一師団
・環境利用の要塞を構築する籠城戦、その知識を生かした攻城戦を得意とする師団。防衛力においては上層師団を上回る力を持ち、上層への砦ともなるであろう師団の為中層第一師団とされている。
中層第二師団
・特殊な兵装を好むものが多く所属し、エーテル粒子武装開発研究所との関わりがとても深い師団。試験兵器などをテストするのも多くはこの師団が行っている。色物好きのいかれた連中なんて言われたりもするが、新たな技術や奇抜な技術を使いこなすほどの実力を持っている証拠でもある。
中層第三師団
・救助技術に富んだ師団であり、医療特化の上層第四師団とは友好的な関係を持つ。彼らが戦場、現場に行き、救助をすることで初めて上層第四師団の力が全力で発揮されるのだろう。災害が起こった際に対応することも多く、PRを含めたボランティア活動なども行っているため住民が触れ合うことが最も多い師団でもあるだろう
中層第四師団
・下層出身であろうと実力があれば引き抜くという形で構成されているため、グリフォニクス軍ながら治安が悪めなアウトローよりの師団。ただし、やり方を問わなければ上層師団をも上回る実力を発揮する潜在能力を持つ。
主な兵装
・エーテル粒子式エネルギーブレード、剣型と刀型両方ある。
・エーテル粒子式ライフル。見た目は未来的なM4カービン。実弾とエネルギー弾の切り替えが可能。
・対エーテルシールド。バリスティックシールドのようなもの。通常は対物理で使用、スイッチで盾表面に対エーテル粒子攻撃へのバリアを張れる。
・エーテル粒子式ナイフ。物理の刃を持つが、エネルギーブレードで延長可能、その長さや薄さ、形状は自由に変えられるが、面積は一定になるように。普通に伸ばして50㎝ほど。
・その他投擲物など
主にグリフォニクスネットワークをはじめ、その名の通りグリフォニクス内の情報を管理している組織。グリフォニクス初期からの情報はもちろん、それ以前の世界の情報を含め多くを保管しているストレージとしての役割と、諜報活動や工作活動を行い情報戦による治安維持活動を行う。
それら活動の為の技能を身に着けるためのアカデミーが存在するため、一般職員と侮ればその命を刈り取られる可能性がある危険な集団でもある。
その危険さを裏付けている暗部と呼ばれる内部組織は、情報管理局の為なら手段を択ばず殺人や拷問を平気で行う集団である。
また、暗部よりも少数で、500年変わらない情報管理局長の為だけに召集され任務が与えられる部隊が存在するとされているが、その詳細は不明である。
(情報管理局特殊部隊「Cocytus」
その部隊員数は5名と少数。所属名簿は極秘でありベアトリクス本人もとあるボディにアクセスしない限り確認できないものとなっている。部隊員は面識があるが、普段は通常の業務を行っているので交流が多いわけではない(Cocytusの仕事としてでありその他の交流はあってよい)。ベアトリクスから直接任務を出されない限りはCocytusとして活動することはない。機械ゆえに機械だけを信用できないベアトリクスが自らの手足となって動いてくれる優秀な部下たちを集めた部隊であり、時には情報管理局としての意から外れる任務を行うこともある。時には情報管理局員すらも処分する可能性があるので、けして立派な部隊とは言えないのかもしれない。まるでベアトリクスの影のような存在である。)
エーテル粒子を用いた兵器の研究・開発を行っている研究所。
上層、中層にいくつか拠点を構えている。エーテル社の技術部門が大元となっており、グリフォニクスに搭乗した元社員が寄り集まって作られた。元々あったノウハウを生かし、約五百年の年月を掛けて最大手まで成長した。設立メンバーこそ元社員だがその後の運営にエーテル社自体は関わっておらず、後継というような形ではないと公言している。
業務提携をいくつかの企業と行っており、当研究所が開発した武器は軍にも卸されている。望む兵器の開発も受け入れているが、莫大な依頼料を吹っ掛けられることは留意しておくべきだろう。そこさえクリアすれば組織でも個人でも依頼を受け付ける方針。
人数制限ありの役職
所長:一名
副所長:二名
工業などの第二次産業。運輸、商業などの第三次産業を担う組織
製造、建築。卸売業。小売業。サービス業……等々
主に上層・中層が活動範囲だが下層にも下請け工場を持っている
福利厚生が整っており比較的ホワイトだがグレーな部分も存在し、下層の下請け工場では人員が歯車のように扱われている
役職
工業部門・商業部門の二つがある
取締役:1名
部長:各部門1名
副部長:各部門1名
監査役:数名
他会員多数
主に上層で、中層にも受け口は作ったうえでカジノを運営する組織でありながら、グリフォニクス内の金融機関の役割も持つ組織。
上層に三つの大型賭博施設を持ち、それにかかわるホテルなども同時に経営、上層の富裕層らの主な娯楽になっているのはこの組織の提供物とも言えよう。
上層中層下層全てに窓口を設置している金融業のほうは、我々の知る金融機関とある程度一緒。住民から資金を集め保管し、それを企業や個人に貸し付けて利息を回収するやり方。金銭面におけるその他多くのサービスもこの組織が行っている。
運営はたった一人の管理者(オーナー)が絶対な権限を持ち、その下にカジノとしての管理委員会と金融機関としての管理委員会がある。つまりオーナーの意思一つでグリフォニクス内の金銭の流れは止めることも可能、ではある。
μαμμωνάς関連施設の警備用に約一万機の警備ロボットが分散されて配置されている。3輪走行でエーテル弾頭の弾を連射するマシンガンを装備している。大きさはそれほど大きくなく全長80cm程。一機ごとの性能は高くないが、数こそがこの警備ロボットの真価である。
組織図
管理者 一名
各委員会 委員長二名
…各部門の諸々があって社員が沢山
希少価値の高い物を買い取りオークションを開催している企業。
ETHER社製の兵器類などをメイン商品に、500年以上前の遺物も取り扱う。
他にも宝石類などを扱う小店舗をいくつか上層を中心に中層にも少し展開している。
商工会の傘下にあり、代表の方針でマモーナスへのアプローチも強め。
役職
代表 一名
社員 複数
中層を拠点にするフリーエージェント組織『Deep Walker』(略称DW)。彼らは上層からの案件を主に担当し、特に後暗い案件を良く引き受けている。要人の暗殺や公に出来ない事柄を決して他所に漏らさず任務を遂行することを信条にしている。勿論警護だったり調査だったりも引き受けることはあるが、彼らにそれを頼む場合は相手が余程警戒されている場合に限る。勿論フリーエージェントの為、報酬として金を請求する。任務に使用する装備は懇意にしている技術工房があるのでそこから調達している。構成員の人数は25人でリーダー、副リーダー、オペレーター3人、実働部隊20人の構成になっている。DWでは功績を上げた構成員に専用の兵装『multi-role combat ether arms』通称MRC-EA(マルクエア)が支給される。MRC-EAを支給されることはDW構成員にとっては名誉であり、構成員は自分専用のMRC-EAを誇りを持って運用している。
たった六人のメンバーからなる少人数組織。
リーダーというものも存在せず六人が自由に活動しながら、この組織名を使っているといった感じ。
その活動内容は娯楽を届けること。
その対象は上層中層下層のどこへ向けても構わない。
ぶっ飛んだ倫理観と極悪な手法で他にはない贈り物をグリフォニクスに贈ることが目的。
そのためグリフォニクス軍には追われる身。
拠点は上層に二つ、中層に複数個所、下層に複数個所存在する。
中層の第三次企業の中では大規模のゲーム開発会社。格ゲーと音ゲーのアーケードゲームが主力となっている。中層の商店街などにあるゲームセンター、ショッピングモールの一区画に行けばこの会社のゲームが置いてある。また、携帯端末用ゲームも開発。こちらは猫のみ登場するRPGで、稼いでいるようだ。
社長:シュープニス・ニーベルンゲン
会長:フェザー・ポート
資本金:1億
《役職》
取締役員→6人。シュープニスの相談役になってくれる経営経験者を募集します。
副社長→1人:シュープニスはまだまだ20の若手です。経営経験のある方を募集します。
ソーシャルゲーム開発部→ソシャゲの開発・運営をする方を募集します。
部長:1人
副部長:1人
開発者:制限なし
アーケードゲーム開発部→アーケードゲームの開発・運営をする方を募集します。
部長:1人
副部長:1人
開発者:制限なし
下層を牛耳るマフィア
議会的に反社会組織なのであって、ある意味で支配する領土を持ち兵がいて民がいる、国なのかもしれない。
女王を狂信的に慕う兵隊らとグリフォニクス軍戦力にも引けを取らない幹部の戦力はグリフォ二クス軍が下層へ手を出せていない大きな原因である。
EP産のドラッグを主な商品とし、下層の民を不思議な世界の狂ったお茶会に招待してそのまま溺れさせてしまう。
実際にこの形で力を持ち始めたのは十数年前であり、その前は人身売買や上層富裕層からの依頼など含め多くの悪事を行っていた組織が元となっている。そのトップの席に座る人間が変わったのがきっかけとされているが。
ボス 一名
アンダーボス 一名
幹部 五名
構成員 多数